日常英会話を学んでいても、ビジネス英語、ビジネス英語を使ったメールを使えるようにはなりません。本気でビジネス英語メールを身につけたいのなら、それに特化して学習する必要があります。
そこで本記事では、ビジネス英語メールの勉強法を3つ紹介します。
ビジネス英語メールの勉強法は全部で3つ
ビジネス英語メールを勉強する方法は以下の3つです。
- 参考書
- スクール
- 実践で学ぶ
以下それぞれ詳しく見ていきましょう。
参考書
ビジネス英語は英会話ではないので、参考書でも学習できます。ビジネス英語全般に関する参考書ではなく、ビジネス英語を使ったメールの書き方に関する参考書を購入しましょう。
参考書での学習は低価格で済みます。しかし参考書の解説や模範解答に記載されていない表現に関しては、正しいのかどうか判断できません。参考書に記載された表現を学ぶのには適していますが、実践的な学習には向いていないので、英語初心者向けです。
スクール
英会話スクールには、ビジネス英語に特化したスクールがあります。
スクールでビジネス英語メールについて学習する場合、講師が直接添削してくれるので、参考書には載っていないようなイレギュラーな表現の書き方も分かります。
また当たり障りのないメールのみならず、あなたの業種に特化したビジネス英語メールの作成が可能です。
ある程度文章が作れる英語中級者以上の方は、スクールでのビジネス英語メール学習がおすすめです。
実践で学ぶ
「やってみて覚える」という言葉があるように、実践の中でビジネス英語メールの書き方を覚えていくと言う方法もあります。
少々強引ですが、結局は実践してみなければ覚えません。相手もあなたが英語が母語ではない外国人だということは理解しているはずです。よって多少間違えたくらいでは気にしないはずです。
全く無知の状態でやってみるのは相手にも迷惑をかけるので、参考書やスクールでビジネス英語メールの書き方を学びつつ、学んだことを少しずつ実践で試してみるのがベストです。
完璧になるまで待つ必要はありません。
ビジネス英語メールは参考書かスクールで学ぶべき
低価格でビジネス英語メールの基礎から自分のペースで学びたい方は、参考書を使って学習すべきです。より詳細な内容まで学習したい方は、スクールで学習すべきです。
おすすめの参考書と英会話スクールを、それぞれ2,3個紹介します。
ビジネス英語メールを学ぶのにおすすめの参考書2つ
ビジネス英語メールでは、いかに難しい表現をたくさん覚えるかではなく、簡単な表現をうまく使うかが大切です。実は中学高校の英語知識と専門分野に関する英語に、正しいメールの書き方が加われば、ビジネス英語メールは誰にでも書けます。
ビジネス英語メールを簡単な表現で簡潔に書くことに特化した参考書を2冊紹介します。
会話もメールも英語は3語で伝わります
“My job is an English teacher. “→”I teach English.”のように、大抵の文章は「主語・動詞・目的語」の3語で表現できます。
そのために必要なのがbe動詞を使わないことと一般動詞のレパートリーです。”take”や”have”など中1で習う一般動詞をうまく使いこなすことで、表現の幅が大きく広がります。
会話もメールも 英語は3語で伝わりますをマスターすれば、正しいが伝わりにくい英語から正しくて伝わる英語にレベルアップします。
会話もメールも 英語は3語で伝わります [ 中山 裕木子 ] 価格:1,650円 |
関谷英里子のたった3文でOK! ビジネスパーソンの英文メール術
あいさつ、問い合わせ、アポ取りなど、あらゆる場面で使えるビジネス英語メールのテンプレートが50パターン収録されています。
ビジネス英語メールを執筆する際に辞書のような形で使えるので、関谷英里子のたった3文でOK!ビジネスパーソンの英文メール術は一冊持っておいて損はありません。
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ビジネス英語メールを学ぶのにおすすめのスクール3つ
英会話スクールは、その名の通り「英会話」を学ぶ場所です。よって、ビジネス英語には対応していても、ビジネス英語メールについてレッスンをしてくれるスクールはなかなか見つかりませんでした。
そんな中、ビジネス英語メールに関するカリキュラムを持つスクールを2社発見したので紹介します。
ベルリッツ Berlitz
ベルリッツ(Berlitz) は、ビジネス英語に特化した英会話スクールです。全国に60の校舎を持つ一方で、全く同じカリキュラムをオンラインからでも受講できます。
英語はただ伝われば良いのではなく、相手の文化や価値観、宗教などに配慮しながら使わなければなりません。
なぜなら英語は世界中の人とのコミュニケーションに使われる言語だからです。
そんな中ベルリッツ(Berlitz)では、文化的理解も含めた言語学習を行っているので、ビジネスの場面でも相手の文化や価値観、宗教などに配慮した表現ができるようになります。
ベルリッツ(Berlitz) では商談や事務手続きなど、場面に応じたビジネス英語を学べますが、その中にメール対応に関するレッスンもあります。
受講料は1レッスン7,560円〜と相場よりもやや高めですが、無料体験を受講すれば受講料が5,000円OFFになるキャンペーン中なので、気になる方は試してみてください。
ビズメイツ Bizmates
オンライン英会話スクール「ビズメイツ(Bizmates)」も、ビジネス英語に特化したスクールです。
英語のみならず、コミュニケーションスキル、多様性、リーダーシップ、人間性などビジネスパーソンとして必要な素養も身につけられることが特徴です。
ビズメイツ(Bizmates)の4つのレッスンタイプのうち特定スキルにフォーカスした”Other Programs”の中には、「Eメールライティング」のレッスンがあります。
受講料は毎日25分間レッスンが受けられて月額12,000円ですが、現在初月50%OFFキャンペーン期間中なので、月額6,000円で受講できます。
無料でカウンセリング、レベル診断テスト、体験レッスン、フィードバックを受講可能です。受講料が高いベルリッツ(Berlitz) よりもおすすめです。
トライズ TORAIZ
トライズは1年間のカリキュラムを通じて徹底的に英語と英会話を身につけることができる英会話スクールです。
ビジネス英語全般を深く身につけることができ、口コミも非常によく、質の高いスクールです。
TOEICコースもあるなど、目的によってコースを変えることも可能です。
決して安くはありませんが、覚悟を決めて英語力を磨きたい人におすすめです。
まとめ
ビジネス英語メールの勉強法を3つ紹介しました。
メールは会話と異なり、じっくり考えてから送信できます。きちんと学習をすれば、学んだことが確実に活きます。英会話のように「知ってたけど言えなかった」のようなことは起こりません。早速本日からビジネス英語メールの勉強を始めましょう。