場所と時間を選ばずにインターネットを通じて英会話を実践できるオンライン英会話。
物理的にはワイファイと端末(パソコンやスマートフォン)さえあればとこでも授業を受けられます。
うまく使えば忙しい大人の英語学習の強い味方になりますよね。
とは言え、授業を充実させるためには条件の整った場所で受けるに越したことはありません。
本記事ではオンライン英会話を受ける最適な場所について説明します。
オンライン英会話を受ける最適な場所の条件
オンライン英会話を受けるとき、下記の条件が整う場所で受けることをおすすめします。
- 安定したインターネットが使えること
- 周囲の雑音が少ないこと
- 周囲の目が気にならないこと
- 机を使えること
①安定したインターネットが使えること
当たり前ですがインターネットが使えなければオンライン英会話を受けることはできません。
オンライン英会話どれくらいの速度があれば良いのか?という公式な指標はありませんが。SKYPEを参考にするとできれば下り1.5Mbpsは欲しいところです。
1.5Mbps以下の環境でも受けることはできますが、会話が遅れて聞こえてしまったり、音声が途切れてしまったり、と会話に集中できない可能性があります。
②周囲の雑音が少ないこと
オンライン英会話ではビデオ通話が基本ですので、ヘッドセット(もしくはマイク付きイヤーフォン)を使って会話をすることになります。
このヘッドセットの「マイク」というものは、おそらくあなたが思っているよりも周囲の雑音を拾ってしまいます。
例えばカフェで周囲の会話まで拾ってしまい、こちらの声も相手の声もよく聞こえない…なんてことも起こります。
会議室とまではいかないまでも、ある程度静かな環境が望ましいでしょう。
特に英会話初心者のうちはなおさらです。
③周囲の目が気にならないこと
「気兼ねなく大声で話せること」も非常に重要です。周囲に気を使って「ぼそぼそ」と話すようではもったいない。
言葉の練習は、大きな声ではっきりと、身振り手振りもつけて話すくらいが調度良いのです。
また、特に初心者のうちは英語で話すことがとても恥ずかしく感じる場合もあるでしょう。あなた自身が周囲の目を気にせずに話せる環境が必要です。
④机を使えること
「隙間時間を使って、電車の待ち時間を使ってさっそうとオンライン英会話」なんて言うと、とても格好良いイメージがありますが学習効果は薄いでしょう。
「英語力を落とさないために外国人と会話をし続ける」という目的であれば問題ありませんが、「会話力を向上させる」という目的であればなおさらです。
立ち話ではなく、しっかりと座り、テーブルでメモを取れる状態で授業を受ける方が良いです。
オンライン英会話を受ける最適な場所5選
前述の「条件」を考えた時に、最適な場所はどこでしょうか?
5つピックアップします。
自宅

必要条件を考えると、最も適した場所は自宅です。
自宅で落ち着いた環境の中でレッスンを受けることで、オンライン英会話の効果を存分に引きだすことができるでしょう。
会社の会議室

会社勤めの方は会議室を使うことを検討してみてください。
帰宅前であれば気持ちも良い意味で張りつめているでしょうし、静かな環境で安定したWi-Fiを使うこともできます。
また、周囲の同僚の理解があるのであれば会社の休憩スペースを活用するのも良い案でしょう。
カラオケ

日本のカラオケは30分刻みで借りれるお店が多いですよね。
オンライン英会話は授業時間が25分刻みとなっていることが多く、カラオケの最小利用時間にピタリを収まります。
多少場所代はかかりますが、自宅やオフィスよりも集中して授業を受けられる場所です。
コワーキングスペース

最近はコワーキングスペースを様々な目的で利用する人が増えています。
カフェのだとうるさすぎるのですが、コワーキングスペースであれば基本的には皆さん仕事をしているので静かです。
静かな中でも打ち合わせや電話をしている人も多いので、「適度な雑音」があります。
周囲の目が気にならないという方は、コワーキングスペースを利用してみるのもよい案です。
カフェのテラス席

多くの人が「カフェ」でのオンライン英会話を推薦しています。
確かにカフェでもよいのですが、普通のカフェは周囲の雑音が多すぎます。
一方静かすぎる図書館のようなカフェだと、オンライン英会話を行うと周囲に迷惑がかかる可能性もあります(※)
※筆者は静かなカフェで英語で電話をしていた時、他の客(おじさん)に注意されたことがあります…。
そこでおすすめなのは「テラス席」のあるカフェです。
テラスであれば周囲の環境音があるので周囲の客に気を遣う必要はありません。また、室内ではないので音が反響せず、実はそこまでマイクでも音を拾いません。
1点注意したいのは「風」です。
強い風があると風の音をマイクが拾ってしまい会話にならないこともあります。
まぁその際はおとなしく店内で耐える、という選択肢になるのでしょう。
生活導線の中で無理なく使える場所を固定利用しよう
多少の雑音があっても、あなたが「快適」と感じるのであれば問題はないでしょう。
それよりも、普段の生活の中で無理なく訪れることができる場所を選ぶ方が重要です。
学習は習慣化してこそ意味があります。
授業の都度、場所を探すようでは学習習慣も続きません。
あなたにとってベストな場所が見つかることを祈ります。