英語をどれだけ勉強しても、実際に外国人と話すとドギマギしてしまって話せないという方がいます。
「自分はいつまでたっても英語で会話することはできないんじゃないか?」
「自分には英語の才能なんかないんじゃないか?」
と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
でも、
絶対そんなことないです。
今回はそんな方々に向けて英語の怖さを克服するための考え方と学習法お伝えします。
始めは誰しも怖いと感じるもの
まず始めにお伝えしたいのは、怖いと感じているのは自分だけではないということです。
誰しもが通る道です。
私も今でこそ英語でアポイント設定からプレゼンテーションまでできるようになりましたが、数年前までは「道案内」すらできませんでした。
道端で道を聞かれるとビビってしまって言葉に詰まる。
電話も恐怖でした。
海外旅行でレストランの予約を取るのすら、なかなか電話をかけられずホテルで1時間シドロモドロしたり。
外人慣れしていない、さらに完璧主義の日本人というのはどうしても失敗を恐れ、失敗に恐怖を感じてしまいがちです。
ネイティヴじゃないんだから格好良く話せなくて当然
1つ考えてみて欲しいことがあります。
それは、あなたが思うほど相手はあなたに完璧さを求めていない、ということです。
あなたの見た目を見て、英語ネイティヴと思う人はいるでしょうか?普通はいないでしょう。
十中八九日本人だと思われますよね。
それでも英語を学習していて、英語を離そうと努力している。そんな人を見て「こいつ話せねーな」なんて不快に思う方がどれくらいいるでしょうか?
逆の立場で考えてみてください。
日本で外国人に出会ったとして、片言の日本語で話しかけてきたとします。
あなたはどう思いますか?
「こいつ、全然話せねーな、しょぼいなー」なんて思うでしょうか?
多くの方は「お、日本語頑張ってるんだ、頑張れよ!」と前向きな優しい気持ちになるんじゃないでしょうか?
もしくは、少し話せるだけでもすごいじゃん!となるのでは?
ネイティヴから見るとこんなものです。話せなくて当然。少し話せるだけでも頑張ってるな、と評価してくれます。
特に英語話せない国民として認知されてる日本人だと、少し話すだけでも評価されます。
小さい成功体験から始めてみると驚くほど見違える
ネイティヴじゃないのだから、間違えて当然。
そこから出てくるのが「失敗」の重要性ですが、私は「失敗」以上に「小さい成功体験」を経験することが重要だと考えています。
多少格好悪くても、四苦八苦しながらでも「コミュニーケーションを取ることができた」という経験が大事。
それを積み重ねるうちに「なんとかなるもんだ」という気持ちが生まれてきます。
そうなれば「英語って楽しい」となるまであと少しです。
フレーズの準備と実践練習で小さい成功体験を
いきなり英会話の海に飛びこめば四方八方から話題をふられてついていけないのは当たり前です。
おすすめなのは、
- 特定テーマでフレーズを習得して
- 特定テーマで会話をしてみる
という学習法。
もちろん英単語や文法知識は必要ですが、「成功体験を積む」を目的とした場合は上記2つが近道です。
フレーズの練習法と効果的な教材については下記の記事もご参照ください。

テーマを絞った実践に関しては、できるたけお金をかけずにSkype英会話を使えばよいです。オンライン英会話について別でまとめていますのでご参照ください。

小さい成功体験は失敗以上にあなたを英会話へ近づけてくれます。
気づいたら困っていた外国人旅行者に話しかけていた、なんて日もすぐ来ますよ。