英語コラム

【社会人向け】忙しくても大丈夫!英語の勉強を継続するコツはたった2つ

社会人…特に30代と言えばまさに働き盛りです。

突発的な仕事も多く、定期的なスケジュールが組みにくかったりしますよね。

忙しい中でも、英語学習を継続していくためにはどうしたらよいでしょうか?

私自身の経験から2つのコツをご紹介します。

30代は社会人として最も忙しい

企業規模問わず、30代というのは社会人生活の中でも忙しい時期に分類されるのではないでしょうか。専門的なスキルもついてきて、仕事も責任ある立場で主体的に回さねばなりません。

また、管理職として部下を持ち始める方も多いでしょう。そうなると上と下の結節点となりつつ、さらに横も気にしなければならず…体にも心にもハードな毎日です。

私自身も英語をやり直し始めた時期は本当に仕事が忙しかった。当時は東京の広告代理店の最前線でマネージャーとして働いていました。

業界的に定時に帰るなどあり得ない世界。夜6時でクライアントが帰ってからが仕事!というような雰囲気です。

 

忙しい中でもこなした大量の宿題

私は働きながら英会話学校に一年通っていました。

プロフィールで少し触れていますが、当時通っていた学校はとにかくスパルタ。何がすごいかと言うと、とにかく宿題の量が半端ではありません。

実戦型の訓練のため、難易度がものすごい高いわけではないのですがとにかく時間が必要でした。課された量をやりきるためには一日1.5時間は最低でも必要でした。また、宿題以外にも個人的に取り組んでいた学習もありました。

ただ、面白いことにそのスクールには同年代の社会人もけっこう通っており、中には私と同じく殺人的に忙しい広告代理店の人も通っていました。

彼に刺激を受けつつ、時には情報交換しつつ、なんだかんだで一年通ったのです。

 

超多忙の中でたどり着いた学習を継続するコツ

一年通う中で、私なりの学習を続けるコツが生まれていました。

 

毎日必ず来る特定の時間を”ながら学習”に充てる

1つ目は、毎日の生活の中で必ず来る「ある程度まとまった特定の時間」を見つけてその時間を学習に充てることです。

よく隙間時間を活用する、という話がありますが英語学習においては4~5分の隙間では短すぎます。できれば20分や30分のまとまりは欲しいところです。

私が使っていた時間は、

  • 通勤時間の60分(出社時30分、帰宅時30分)
  • 風呂時間で30分
  • 自宅のトイレで20分(この時間だけは細切れです)

の3つです。

どれだけ忙しかろうが、この3つの時間は必ず来ます。

この時間それぞれでその時に必要な学習を充てていました。下記は一例です。

  • 朝の出社時間は独り言英会話
  • 夜の帰宅時間も独り言英会話
  • 風呂ではVOAでリスニング(水に濡れても平気なスピーカーを使いました)
  • トイレでは不得意な部分の文法をリマインド(壁に構文を張っていました)

かなりストイックに聞こえるかもしれませんが、気持ちの切り替えと習慣化さえできるようになれば、睡眠時間を削って勉強するよりは健康的で効率的です。

 

学習計画は細かく作りすぎず、週次くらいが丁度良い

このサイトでは「期限を切って進める」ことに重きを置いていますが、「適度な緩さ」は社会人の英語学習においては必要です。

スケジュールは立てるものの、多少の柔軟性は持った方がよいということです。

具体的には、スケジュールは日次ではなく週次で設定していくことです。日次だと毎日必ず設定部分を終わらせなければなりません。

ところが、社会人たるもの必ず急な仕事やトラブルが生まれるものです。その状況で日次計画を追っていくと睡眠時間を削ることになり、そのうち嫌になるか体調を崩してしまいます。

週次であれば、「今日は出来ない分を明日に回す」、「週の後半は忙しくなるから前半に勉強時間を多めに確保しておく」などの調整ができます。

週次で進捗が合っていれば結果よし、です。

ただこれが2週間単位だと少し長いような気がします。個人的な経験からは1週間単位でのスケジュール設定がベストではないかと考えています。

 

最後に

学校と宿題と仕事に挟まれて最も忙しかった時期に感じた学習を継続するためのコツをご紹介させていただきました。

忙しさは人によって様々ですが、忙しいを言い訳にしてしまうといつまで経っても英語は使えるようにはなりません。

忙しい中でも上手に時間を見つけ、モチベーションを管理して学習を継続していきましょう。