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最短英語勉強計画

30代からでも1年で英語が話せるようになった勉強法

心機一転!英語を勉強したいけれども何から始めればいいんだろう?という方も多いかと思います。

このページでは管理人が30代になってから取り組み、実際に英語を使いこなせるまでに至った勉強法を丁寧にお伝えします。

日本人が英語を学ぶ際には自分のレベルに合った学習計画を立て、自分が今どこをトレーニングしているかを意識することが大切です。やみくもに勉強して流暢になれるのは天才と赤ちゃんだけです。

逆に、足りない部分に集中して勉強すれば数カ月で手ごたえを感じることもできるはずです。

まずは英語・英会話で必要な学習の全体像をしっかりと理解しましょう!

最初にお伝えしますがかなり長い記事となっています(全部読むと30分以上)。ぜひブックマークしてゆっくりと読める場所でご覧ください。

 

英語学習でよくある悩み

英語をこれから学ぼうという方、またすでに独自に始めているけれど成長が感じられない方に共通している悩みが2つあります。

1つ目は「英語を勉強しなおしたいが、いったい何から始めればよいのだろう?」という悩み。

2つ目は「この学習法に取り組む(学習法を続ける)ことで本当に英語が使えるようになるのだろうか?」という悩みです。

英語を学習する方法に「唯一の答え」はありませんし、適した学習法は人によって異なります。ただ、英語を話すために必要な能力は全員に共通しており、これを理解しておくことは非常に重要です。

 

大人が英語を学ぶ時に重要なこと

私自身が「最終的に英語を使いこなせるようになった学習法」を通じてたどり着いた、「大人が英語を学ぶ際に重要なこと」が2つあります。

 

優先順位を付けて計画的に勉強する

いざ英語を勉強しよう!となって本屋に行くと、たくさんの英語学習参考書に出会います。どれも書籍の帯を見ると「英語学習はこれ一冊で大丈夫!」のようなコメントが書かれています。

ところが本のタイトルを見ると、「リーディング(読解)」やら「文法」やら「単語」やら、さらには「ネイティブ表現」や「とっさの一言」など実に様々な言葉が並んでいます。

眺めているとどの本も「重要なんじゃないか…」という気持ちになり、気づいたら部屋に本が十冊以上…という状況に陥っている方は少なくないでしょう。

実際、語学を習得するには一つの能力だけでは足りなく、複合的な力が集まって「コミュニケーション」ができるようになります

英語習得に必要な学習英語をしっかりと習得するためには複合的な力が必要

結果としていくつかの勉強法を辿ることになりますが、大切なのは自分が今やっている勉強が何の役に立つのかを理解しておくことです。

わかりやすく例えると「船乗り」が「海図」を持つのと似ています。正しい海図があって初めて自分の現在地と目的地を把握することができます。最も危険なのは海図が無い中で同じ島をぐるぐると回り続け、いつまで経っても目的地にたどり着けないことです。

英語学習ではきちんと必要なスキルの全体像(海図)を把握し、優先順位(進むべきステップ)を付け、一つずつ意識しながら取り組むことが重要です。

もちろん語学は「生もの」なので一つの学習が複数の能力を鍛えてくれることも多々あります。それでも全体像を意識しておくことの重要性は変わりません。

 

インプットとアウトプットを繋げる練習をする

こと「英会話」にフォーカスするのであれば、よくある間違いとして「いきなりアウトプットに飛びつく」というのが挙げられます。

英語のアウトプットはずばり「会話」。

いきなり会話に飛びつくのは、練習をせずにすぐ野球の試合に出るようなものです。これではとても試合は成立しないですよね。

「じゃあインプットを増やせばいいんだな」、と英単語や文法を先に勉強してから英会話という試合に立てば大丈夫でしょうか?

実はこれだけでも英語は話せるようにはなりません。多くの日本人英語学習者が陥る落とし穴がここなのです。

英語を使って正しくコミュニケーションを取るためには「インプット」を「アウトプット」につなげる練習が必要です。このサイトではそれをわかりやすく「繋げる練習」と呼びます。

繋げる練習繋げる練習をしなければいつまでもアウトプットはできない

私は脳科学者ではないので化学的な根拠は書けませんが、言語というのは「神経のトレーニング」という要素を持っています。

あなたは日本語を話す時にいちいち言葉の意味を意識していますか?私はしていません。伝えたい概念がイメージとして脳内にあって、それが脊髄反射のようにそのまま口に出てくるような感覚で話しています。

伝えたいことをできるだけ考えずに口に出す。

聞いたことをそのままイメージとして理解する。

実際の英会話ではある程度この力が必要です。

「そんなこと外国語でできるの?」と思われるかもしれません。

もちろん、ネイティブスピーカーと同じレベルに達することは不可能です。なぜなら「母国語」を話す時に使う脳の部位と、「第二言語」を習得する時に使う脳の部位が異なるためです。

ただ、練習で少しでも近づけていくことは可能です。

よく「英語脳」という言葉を聞きますが、英語習得者は多少なりともこの英語脳を持っています。英語を概念やイメージで直接でとらえ、日本語を介さずに神経で英語を呼び出します。神経で呼び出せる部分が増えれば増えるほどいわゆる「流暢な英語」になります。

この「インプットをアウトプットに繋げる練習」をするかしないかが英語習得の速度を左右します。

ある程度下地がある人は繋げる練習をするだけで話せるようになることもあります。それくらい繋げる練習というのは効果的なのに見落とされがちです。

 

最短で英語を話すための学習計画

それでは「計画的」に、「繋げる練習」を踏まえてどのように進めれば良いのでしょうか?

私が実際に英語学習塾で体感し、自分の中で消化した英語学習計画をまとめます。文字だけだとわかりにくいので図にしてみました。

英語学習の全体像

このサイトでは英会話に重点を置いているので「ライティング」は抜いています。

一つずつ補足します。

 

計画学習と習慣学習

学習の性格別に区分けをしています。大げさな言葉を使っていますが意味は簡単です。

「計画学習」とつけたのは自ら時間を取ってやるぞ!と計画を立てて取り組むタイプの学習です。

逆に「習慣学習」とつけたのは一日のどこかの時間で習慣的に取り入れたいタイプの学習です。

 

インプット

英語を使いこなしていくために誰しもが通らなければならない最初のステップです。

この段階で学ぶことは残念ながら非常に「勉強」のイメージに近いです。正直あまり楽しいものではありません

ただ、スポーツで基礎練習の積み重ねが大切なことと同じで、英語もこれらの基礎部分をやるかやらないかでその後のレベルが大きく変わります。スポーツで言うとスタミナをつけるための走り込みのようなもの。辛いしあまり面白くないですが、言わずもがな重要です。

 

英文法

英語を学習する時に何から始めるべきか?という問いに対して多くの人が「英文法」と答えます。これは日本人に限った話はなく、ネイティブではない日本人以外の外国人に聞いた場合も同じです。

英文法を飛ばして英語学習を進めてしまうと、正しいコミュニケーション能力にたどり着くことはできません。

例えば、下記の例文を見てください。英文法を飛ばして学習を進めてしまった方の中にはこの違いがわからない方も少なくありません。

  •  I want to cut my hair.
  • I want to have my hair cut.

前者は「自分で自分の髪の毛切りたい」という意味、後者は「散髪したい(髪の毛を自分では誰かに切ってもらいたい)」という意味になります。

似ているようで微妙に違います。これを知っているか知らないかが重要です。

散髪の話程度であれば相手が察してくれるかもしれませんが、難易度の高い話題となった場合に誤解を生んでしまう可能性があります。

この様な決まり事を学ぶことで「伝えたい意図をきちんと伝える」、「相手が伝えたい意図をきちんと理解する」というコミュニケーションに必須の力が身に付きます。

また、いきなり完璧な文法は習得できなくても、「このようなルールがある」と漠然とでも認識しておけば、後から振り返りながら正しい文法を習得していけます。

実際に文法書というのは辞書のようにずっと使います。私は現在海外在住ですが、日本で愛用した文法書は持ち込んでいます。

さて、必要性はわかったとして、それでは文法の学習はどのようにすればば良いのでしょうか?

心苦しいのですが文法の学習については「参考書」を元に一つずつ勉強していくしかありません(修行みたいなものです…)。

私が推薦するのは「高校自由自在」という文法書です。

自由自在基礎英語 (高校自由自在シリーズ)

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発売日: 1998/04/01
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私が通った英語学校でも推薦されていた参考書で、内容の網羅性が高く説明も丁寧でわかりやすいです。

一つ難点があるとすれば装丁が古臭く、印刷も二色刷なので「見た目にやる気が出ない」という点でしょう。ただ、これは文法書。筋トレのようなもので自らのやる気を高めて取り組むしかありません。

おすすめの使い方は非常にシンプルですが「期限を切る」ことです。私が使った時は「3ヵ月で終わらせる」と期限を切り、それを1週間ごとに分割して勉強をしていました。

多忙極める広告代理店で働きながらの勉強でしたから日によっては勉強できない時もありました。それでも一週間単位で帳尻を合わせて進めていきました。

1冊をきちんと終えるというのは大変ですが、通して勉強することであなたの今後の英語力の伸びが変わります。

高校自由自在は中学レベルの英文法や単語を知っているというのが最低条件の参考書です。自信が無い方は兄弟版の「中学自由自在」をおすすめします。

中学 英語 自由自在: 基礎から難関校受験まで

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発売日: 2016/02/03
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こちらも高校自由自在と変わらぬ良書です。

文法は英語を学ぶならば避けては通れません。文法の必要性や参考書の使い方は下記の記事よりご覧ください。

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発音

初期の英語学習で置き去りになってしまうのが「発音」です。リスニングではありません、自分が話す時の「発音」です。

発音というのは一度間違えて身に着いてしまうとあとから修正するのが大変です。

また、「自分が発音できない音は聞き取ることができない」と言われており、正しい発音を知っておくことが英語を聞き取る能力にもつながっていきます

「発音」も「文法」と同じく能動的な学習が必要です。英語音声を聞いているだけでは意味がなく、音の種類と舌の使い方を理解していかなければなりません。

発音練習については発音矯正だけで数万円の教材も販売されていますが、それと同等の中身を持つのが「DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本」です。

DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本

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鷲見由理
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こちらも英会話スクールで推薦書籍として提案され、実際に私も使ってトレーニングしました。

日本語との違いを意識しながら発音を一つ一つ学んでいくため、日本人にとって理解しやすい構成になっています。

また、付録のDVDがとてつもなくありがたい。音声だけではどうしてもわからないことを映像が教えてくれます。そもそも発音できないから勉強をしているわけで、発音できない音をCDで聞くだけでは再現できないのは当たり前ですからね。

この内容でこの価格は驚愕と言わざるを得ません。DVDを見て真似するだけでメキメキと発音が変わっていきます。

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単語&慣用句

素晴らしい文法知識があり、英語の発音を聞き取れる耳を持っていたとしても、単語と結び付けられなければ英語は「ただの音の塊」にしか聞こえません。

そこで単語や慣用句の習得が必要になってきます。

「わからない単語は文脈から推測するのが英会話の極意」という意見があり私も強く同意しますが、最低限の英単語を理解していることが前提です。全部の単語がわからない、となると予測している場合じゃないですから…。

この「単語と慣用句の学習」も、最初に必要なインプットとして多少の気合いとともに「やるぞ!」と乗り切らねばなりません。

英単語の学習には2つのコツがあります。

1つめのコツは「期限を切って一気にインプットする」こと。

このサイトは30代以降の人、つまり仕事や家庭を持つ社会人が勉強することを想定しています。おそらくあなたも忙しい日々をお過ごしでしょう。

だからこそ期限を切らねば単語の勉強など終わりません。というよりも、期限を切らないと途中で飽きてやめてしまいます

2つめのコツは「音声と文章を使って覚える」こと。

まず音声を使う理由です。

文字と意味だけで学習を進めるといざという時に口に出せなかったり、間違った読み方で覚えてしまったため伝わらない、などの状況が発生します。正しい発音を覚え、口にも慣れさせておかねばなりません。

次に文章を使う理由です。

文章を使わずに単語だけで覚えていくと「どういうシーンでこの単語を使うのか?」、「どういうニュアンスなのか?」ということがわかりません。単語だけ知っていてもいまいち話せない理由がここにあります。

実際に単語を使う雰囲気を知っておくために文章で覚えることは重要です。また、個人的な意見ですが文章で覚えていった方がイメージをしながら進められるので楽しいですし、複数単語をまとめて覚えられるので効率的です。

単語を学習する際におすすめしたい参考書が「DUO3.0」です。受験参考書としても有名なので見たことがあるかもしれませんね。受験どころか社会人になっても重宝します。

DUO 3.0

DUO 3.0

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DUOの特徴をざっと挙げると以下3つです。

DUOの特徴
  • 例文(560種)を使いながら単語(1572個)と熟語(997個)をまとめて覚えられる
  • ざっくりとした学習から深い学習まで様々な使い方ができる
  • 音声教材と併せた学習できる

最後の「音声教材」については軽視して使っていない方もいますが、これが何よりも重要だったりします。

DUO 3.0 / CD復習用

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鈴木 陽一
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様々な使い方ができますが、私がおすすめする使い方はこのような流れです。

DUOの使い方
  • 期限を切る
  • 例文を見ながら音声を聞き、わからない単語の意味を拾う
  • 音声を聞き、日本語の意味をイメージしながら真似る
  • 音声だけのリスニングを繰り返す

なんだかんだで単語量は英語力に直結していると感じます。DUOは網羅性も高く、耳からも覚えられるのが素晴らしい。詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。

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繋げる練習

ある程度のインプットができた後には「さあ、英会話で実践だ!まずはオンライン英会話でも始めてみるか!」となるかもしれません。

もちろんインプットがあれば、それだけである程度簡単なコミュニケーションは取れるようになります。ただ、ものすごくスローな会話、もしくはぶつぶつと切れたような会話になってしまうでしょう。会話が途中で止まってしまうかもしれません。

英会話スクールやオンライン英会話であれば、相手も仕事なので優しく待ってはくれますが、実際の会話ではそのようなわけにはいきません

冒頭でも書きましたが実際の英会話では、言いたいことを浮かべた瞬間にさっと英語にしなければなりません。そのためには「インプットした知識」と「アウトプットしたい会話」を神経で繋げる(呼び出す)ことが必要です。

引き出しをいくつか用意しておき、あとはシーンに合わせて引き出しを引くのみ、という状況が理想です。

それではどのように引き出しを増やしていくのか?

具体的な勉強法をご紹介します。

 

フレーズ習得

フレーズ習得を簡単に表現すると「言い換えの型の練習」です。

格闘家は蹴りをするときに細かいモーションまで意識しません。野球選手が送りバントをする時にもひじの力の抜き方は意識しません。人が車を運転する時にも「えーっと、アクセルはこれで、ブレーキは…」なんて意識しません。

みんなパターンとしての「型」をもっているからです。

英語でも「日本語→英語へ言い換えるための型」を習得しておくと、驚くほど会話の力がアップします。

この「言い換えの型」を学ぶ際にまずおすすめしたいのは「Lobi英会話」というオンライン英会話スクールです。

日本人の英語学習を体系的に構築しており、英語学習で第一の壁となる「言い換え」を徹底的に攻略しています。

無料カウンセリングもあるので、一度受けてみることをおすすめします。

▶Lobiエデュケーション英会話

実際の体験授業を踏まえたレビューも参考にしてみてください。

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独り言英会話

独り言英会話とは書いて字のごとく、一人で英会話をする練習法です。目の前に相手がいることを想像して英語のシャドーボクシングをする、つまりイメージトレーニングです。

「そんなことして意味があるの?」と思った方もいるでしょう。

確かにまったくインプットが無い人には独り言英会話はできません。ただ、すでにある程度のインプットがあるならば「絶大な効果」を発揮します。

英会話の現場では相手は待ってくれませんが、イメージトレーニングであれば相手はいつまでだって待ってくれます。どうしてもわからなければその場で調べることもできます。一度調べた表現は次の日にはサラッっと言えるようになるかもしれません。

この練習をしばらく続けていくと英会話に向けて心が鍛えられます。また、言いたいことをすぐに英語で引き出して発話するという神経回路がどんどん補強されていきます。

独り言英会話には特別な教材は必要ありません。お風呂でも、トイレでも、寝室でくつろいでいる時も、さらにやろうと思えば電車の中でも車の中でもできます。

やり方も簡単で、テーマを決めて、相手をイメージして「本気で口に出して」話す。これだけです。

私も会社員時代はお風呂と通勤電車の中をこの時間に充てていた時期があります。電車の中ではかなり気持ち悪い存在だったでしょうが、その分の効果は確実にありました。

スポーツと同じで、地味な練習こそ後々効果を発揮するものです。詳しくは下記をご参照ください。

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ディクテーション

英語は音がつながると変化しますし、独特のリズムがあります。私が推薦する勉強法では「発音」や「音声」を意識してはいますが、自分が発信する練習とは別にリスニング力も独自に鍛えた方がよいです。

よくリスニング教材として「聞くだけ英語教材」がありますが、ある程度リスニングができる人ならばまだしも英語初心者にはほとんど効果がありません。

英語初心者の場合は「聞き流す」のではなく「しっかりと一文一文を集中して聞き取る」という学習が必要です。

私が英会話教室に通っていた際に集中的に実施したディクテーションという学習法が初期のリスニング強化には有効です。

ディクテーションとは英語音声を聞き取り、実際に紙に書き落とし、聞き取れない音声と言葉のギャップを埋めていく勉強法です。

学習効果を高めるコツは以下の3つです。

ディクテーションのコツ
  • 自分のレベルに合致した教材(音声+スクリプト)を使うこと
  • 最初はスクリプトを見ず、音声だけで「もう無理」と感じるまで何度も聞き取りにトライすること
  • なぜ聞き取れなかったのか(文法?単語力?音の問題?)をしっかりと考えること

今はネットで世界中のニュースや番組を観ることができるのでネイティブ教材に困ることはありません。中でも私がディクテーションでおすすめするのは、無料で使えるサイト「Voice of America Learning English」です。

Voice of America、通称VOAはアメリカの国営放送ですが、なんと優しいことに英語学習者のためのサイトも作ってくれています。

VOA  Learining Englishは時事ニュースや文化情報を、英語初心者でも理解しやすいように易しい単語を使ってゆっくりとした速度で伝えてくれます。

私も日本にいたころはお風呂で毎日VOAを聞いていました。無料でこれを提供するなんて、アメリカ国営放送は素晴らしい!詳しく知りたい方は下記をご参照ください。

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アウトプット

ここまでたどり着くのにずいぶんと長くなってしまいましたが、ようやくアウトプットです。

誤解の無いように補足をしますが、「インプット」と「繋ぐ練習」を完璧にフィニッシュさせるまで「アウトプット」に踏み込んではダメ、ということではありません。

並行しながらアウトプットに取り組むのもOKですし、多少インプットがあるのであればいきなりアウトプットに入り込んでみても良いでしょう。

 

実践英会話

アウトプット=英会話と言っても過言ではありません。実際に外国人と話すことで英語力を高めていきます。ここではリアル英会話やオンラインでの英会話問わず「講師を相手とした英会話」を想定して話します(※)。

※外国人の友人を作ったり、外人しかいない歓楽街のバーに飛び込むなどの方法もありますが、万人にできることではないのでこのサイトでは触れません。

英会話で講師と話す際にも意識一つで効果が変わってきます。

最もよくないのは「ただ話して終わり」というパターンです。「慣れる」という意味では良いのかもしれませんが、わからないことをわからないままにしていたのでは「英会話」の上達はありません

「会話」の目的は「双方の言いたいことを理解し、情報を交換すること」です。相手の言っていることを正しく理解し、こちらの言いたいこともゆっくりとでも構わないのでしっかりと伝える。必ずここを目標にしてください。

そのための学習のポイントとしてお伝えできるのは3つです。

英会話で学習する3つのコツ
  1. 相手が言っていることでわからないことや聞き取れないことはその場で質問する
  2. 自分が言いたいことで単語がわからなかったとしても、簡単な別の言葉でも構わないので伝える努力をする
  3. 詰まってしまった部分は日本語で構わないのでメモを取り、後で復習する

特に「わからないことや聞き取れないことはその場で質問する」というのは現実の英会話(講師とではない会話)でも重要になってきます。

  • 今なんて言ったの? ➜ What did you say?
  • もう一回言っていただけますか? ➜ Could you say that again?
  • つまりこういうこと? ➜ So what you mean is ~~~~~~, is it right?

などの質問を加えて会話を明確にしていくことは思いのほか重要です。

また、わからない部分を”ここがわからない”と相手に伝えていく力だって立派な会話力ですし、それがわかれば相手も違う説明をしてくれます。

それでは肝心の実践についてはどこですれば良いのでしょうか?多くの場合は「英会話スクール」になるでしょう。

英会話スクールは大きく分けるとリアル(オフライン)とオンラインの2種に分かれます。私の場合、あくまで英会話はアウトプットの場として考えています。アウトプットの場として考えた場合、オンラインもオフラインもそこまで講師に差はありません。

そういう意味では場所や時間の自由度が高く、価格もリーズナブルなオンライン英会話で十分目的は達成できます。

大手英会話スクールが積極的にオンライン英会話に参画していることも、オンライン英会話の効果を示しています。

会話中心の教室に通うならば高いリアル英会話ではなくオンライン英会話で十分なんです。重要なのは教材としての”使い方”です。オンライン英会話については下記をご参照ください。

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習慣学習について

ここまでは「やるぞ!」と時間を自ら取り、具体的な計画を立てて取り組むタイプの学習法を紹介しました。

ここから紹介するのは、生活の一部にルーティン(定期的に続けること)として入れ込み、ぜひ習慣化してほしい学習です。

 

リーディング

「話したり書くことはできないんだけど読むには読めるんだよね」という話をよく聞きますが、「英語を和訳しながら読める」ことと、「英語を英語のまま読める」ことには大きな違いがあります

「リーディング」と「英会話」を切り離して考える方が多いのですが、実際は裏でものすごく強い関連性があります。

英会話で相手の英語を聞き取る時、脳では

  1. 相手が話した音声を英語の情報として聞き取る
  2. 英語文章にリアルタイムで変換
  3. 変換と同時に意味を理解

という処理が高速で行われています。

誤解を恐れずに言い切ってしまいますが、英語を読めるスピード以上のスピードでは英語は聞き取れません。読書ではなく英会話のためにもリーディングの学習は必要なんです。

リーディングを継続的に行うメリットには「知らない単語を知り、知識を埋めること」以上に「英語を理解するスピードを鍛える」という側面が大きいのです。

そしてそのためのトレーニングとしては「正しい英語を多読する」に尽きます。ニュース記事などを通勤時間や休憩時間に読むことを習慣化するのが最も効果的でしょう。

ニュースというと固いイメージですが、時事ニュースに限らず、ファッショントレンドやハリウッドの映画最新情報など、自分の興味があるテーマを選ぶことが重要です。できることならば読んで意味があるもの、読んで面白いものを探しましょう。

幸いにも今の時代はスマートフォンとインターネットの恩恵でいつでもどこでも無料で正しい英語を読むことができます。

ある程度基礎力を身に着けた方はぜひリーディングを生活のどこかに取り入れてみてください。詳細は下記をご参照ください。

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リスニング

本記事ではすでに初期に取り組むべきリスニング(ディクテーション)について触れました。

ここで触れるリスニングはある程度英語の音が聞き取れるようになった方向けの学習法です。

初期はディクテーション型でじっくりと聞き込むような学習法が必要ですが、ある程度聞き取れるようになってきた後は「多聴」に取り組むのも有効です。

ディクテーションは直進型で能力を向上させるイメージですが、多聴は円を少しずつ広げるように能力を補強していくイメージです。

英語を聞き流すだけではあまり効果が無いので、意味を理解しながら言葉と音を連動させていかなければなりません。ただ、習慣的に続けることを考えると面白くない勉強法は好ましくありません

リスニングをテーマとしたスクリプト付きの学習教材もありますが、私がおすすめしたいのは海外ドラマを使った学習法です。

映画でも構わないのですが、ドラマの場合は2つの利点があります。

映画にはない海外ドラマの利点
  1. 映画よりも日常的なテーマが多い
  2. 継続した人間関係の中で話が進んでいくので、実際に使える表現が多い

 

学習する際は内容を理解せずに「映像」と「聞き取れない英語の音声」だけを追っても意味がありません。「英語字幕」を補足として使います。

そこで大活躍するのが動画配信サービスのHuluです。海外発のサービスということもあり英語字幕対応の海外ドラマが豊富です。

私が日本にいた時はわざわざDVDを買って勉強していました。今はオンラインで見放題&学習し放題。便利な時代になったものです。

2週間無料で使えるのでご興味ある方はぜひ試してみてください。

具体的な使い方は別記事をご参照ください。

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まとめ

こうして書いてみるとずいぶんと大変なボリュームになってしまいましたが、実際に言語能力というのはそれほど様々な能力が組み合わさっているのです。

単語だけ知っていれば使える、というものではないので異なる学習を組合わせねばなりません。

ただ、全体像を把握していれば学習のモチベーションも継続できます。また、その学習法のコツやポイントを理解しておけば効率的に進んでいくことができます。

今回整理した内容は実際に私が辿ってきた道を分解したものです。うまく道しるべとして使っていただければ、日常会話はもちろん海外出張程度であれば不自由しないレベルの能力が付きます。

どこから始めればよいかわからない!という方は次の記事も参考にしてみてください。

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